第1弾では、Robo Co-opの現在地を可視化しました。組織の中枢を担う日本人のシングルマザーたちの存在。
Robo Co-opではこれまで、フルフレックスやフルリモート、子育て支援制度の拡充など、家庭と責任ある仕事を両立できる働き方を実装してきました。
その上で今回は、そこから一歩進み、社会に向けた問いを置きたいと思います。
責任ある役割を担えるということ
家庭の状況に関わらず、責任ある役割を担えること。
これは特別な配慮の話ではありません。
- 組織の意思決定に関わること
- 成果に対して評価されること
- 責任を持つ立場として信頼されること
家庭を持つことが理由で、挑戦の機会が無意識に外されることがない社会へ。
子どもがいることは、能力の制限ではありません。むしろ複数の責任を同時に引き受けているという事実です。
そして、経済的責任を担う立場である以上、挑戦の機会が閉ざされることは個人の問題ではなく、社会全体にとっての損失でもあります。
その前提で評価される社会であってほしいと、私たちは考えています。
声が前進につながる構造
もう一つ、大切にしたいことがあります。
声を上げたとき、それが「わがまま」ではなく、組織を前に進める材料として扱われることです。
- 時間の設計
- 評価の基準
- 役割の与え方
これらは固定されたものではなく、対話によって更新できるものです。
困っていない側の基準だけで決めない。声が上がれば立ち止まり、再設計する。
多様な責任を背負う人が意思決定に関わる組織は、結果として持続可能になります。
対話は配慮のためだけにあるのではなく、組織を強くするための営みでもあります。
支援される側ではなく、担い手として
私たちは「支援される存在」として社会に関わりたいのではありません。
責任を担い、成果を出し、意思決定に関わる。担い手として社会に立ちたいのです。
支援は必要な場面があります。しかし、それは可能性を狭めるためではなく、担い手として機能するための環境整備であるべきです。
家庭の状況が、その人の価値や挑戦の幅を決めない社会へ。
評価は「どれだけ遅くまで働けるか」ではなく、「何を生み出したか」「どんな責任を果たしたか」で決まる社会へ。
私たちから始める
社会に提言する以上、まずは自分たちの組織で実装し続ける。
完璧ではありません。試行錯誤もあります。
それでも、担い手として働ける構造をつくることを、理念ではなく設計として積み重ねていきます。
国際女性デーは、その決意を確認する機会です。評価される立場で働ける社会へ。
それは遠い理想ではなく、一つの組織から実装できる未来だと、私たちは信じています。これまでこの環境づくりに関わってきた代表の金とすべてのメンバーに、感謝しています。
