2025年6月20日、Robo Co-op代表の金 辰泰が、Logisteed株式会社 相良 光爾氏とともに、Glass Rock主催の「インサイトシリーズ」第2回イベント「遠くて近い、難民の話をしよう〜包摂をつくる仕事と社会のかたち〜」に登壇しました。
本イベントでは、「包摂」をキーワードに、難民支援の次なる可能性が多角的に議論されました。
金は登壇の中で、Robo Co-opが提唱・実践している“オンライン版”労働者協同組合モデルを紹介。
国籍や家庭環境、居住地などに制約されがちな人々──特に難民やシングルマザーといった多様な人材が、AI・DXを通じて「学び・稼ぎ・支えあう」経済圏を自らの手で構築していく、その実践知が共有されました。
なかでも注目を集めたのは、以下のような社会的包摂と経済的自立を両立させる仕組みです:
◇キャリアインパクトボンド(出世払い型の奨学金):学びの機会を“今”提供し、成果が出た後に支払いを始める仕組みで、経済的ハードルを下げて学習参加を可能に。
◇デジタル・インパクトソーシング:企業との業務委託を通じて、多様な人材がDX業務に実際に携わる。Robo Co-opの人材はこの枠組みのもとで、AIを活用した出荷管理、人事処理、会計業務の自動化プロジェクトに従事してきました。
◆難民自身が発信する時代へ:特設サイトの紹介
さらに金は、Robo Co-opに所属する難民メンバーが自ら構成・デザイン・制作したWebサイトについても紹介: Voices of Strength
日本に暮らす難民自身の声で「共に働き、共に暮らす」社会の可能性を伝える試みです。
イベント登壇では、このサイトが単なる情報発信にとどまらず、難民自身が「支援される側」から「社会に発信し、価値を届ける側」へと転じる象徴的な一歩であることが示されました。
実際のコンテンツ制作では、AIツールやノーコードCMSを活用し、メンバー自身が主体的に制作工程を担いました。
この取り組みは、「表現を持つこと」が包摂の土台になること、そしてテクノロジーがその実現を後押ししていることを印象づけました。
さらに当日は、Robo Co-opの人材が、Logisteed株式会社との連携のもとで多数の実務DXプロジェクトに関わってきた事例も共有。
AIを活用した出荷・人事・会計などの業務自動化に貢献し、DX民主化の一翼を担っていることが紹介されました。
社会的包摂をイノベーションの源とする考えが、登壇内容を通して明確に示されました。